★雑感



【相 続】


~ ほっと安心したり、普請した直後など~

 7月下旬に、公私ともに長くお世話になり、この3年ほどは集中して相続の相談にのっておりましたお客様が旅立たれました。農家を継ぎ、近い将来には、生産緑地のあり方が変わると見越しておられました。建て貸しリスクもよくご理解され、宅地や都市農地が子孫らの役に立つにはどうしたらよいかと、間際まで一生懸命考えておられました。

 思い描く対策をほぼ終えて一息つかれ、これで迷惑を掛けないで済むとおっしゃっていた矢先。夕食時に突然永い眠りにつかれました。

 このお客様には、人生の先輩として多くのことも教えていただきました。こんな旅立ちをされるとは、徳を積まれた方なんだなと思うと同時に、まさに緊張が切れたときであったと。

 宿題をやり終えたとか、孫の家が完成した(普請)のちにほっとされることに関係しているのかとも思います。まだ頑張らないと、という課題を少しは残しておかねば、とよく言われるゆえんでしょうか。

 その一方で、高齢者と身近に接していると、90才近い年齢においては、毎日生きるだけでも本当に大変なことなんだと実感致します。ご家族も、充分やり切ったとおっしゃっておられました。ここに、故人のご冥福をお祈り致します。